防犯豆知識

最近空き巣や倉庫荒らしなど、さまざまな犯罪が多発しています。大切な家、財産を守るためにどんな対策をしたら良いでしょう?そんなことでお悩みの方に主な犯罪の手口と対策をご紹介いたします!


ピッキング

ピッキングとはカギ穴に針金のような特殊な工具を差し込んで、不正に開錠する方法です。ピッキングで1番よく狙われるのはディスクシリンダーと呼ばれるもので、日本中に7,000万個付いていると言われています。ディスクシリンダーはプロならばものの10秒もあれば開錠できてしまいます。短時間で侵入でき、大きな音も出ないため侵入者がよくやる手法です。


ピッキング対策

高性能なシリンダーに交換するのが最も簡単な方法です。お使いの錠前をディンプルキーに変えるだけでもかなりの効果があります。ワンドア、2ロック・3 ロックにするとより効果的です。


カム送り

カム送り開錠は、別名「バイパス解錠」とも呼ばれます。その方法は、シリンダーの部分に「隙間」を作り、特殊な工具を差込み、錠シリンダーを迂回し開錠を行います。近年この手口が急増しています。


カム送り対策

メーカーから販売されている高性能な対策用部品の設置することです。またシリンダーの隙間を埋めるものや、本体を一度はずしてカバーをつける方法も有効です。


サムターン回し

サムターン回しとは、文字通りサムターン(ドアの内側についているツマミの事)に先端が曲がる特殊な工具を差し込みひっかけてまわす開錠方法です。一般的なマンションやオフィス等に使用されている扉に多く設置されているため狙われやすいです。


サムターン回し対策

サムターンを直接触れられることが無いように、サムターンにカバーを取り付けるのが最も簡単な対策です。侵入者を音と光で威嚇・撃退するセキュリティシステムを導入することも有効な方法です。


ガラス破り

一戸建て・マンションで結構多いのがガラス破りです。侵入の30%を占めています。いったんマンションに侵入した泥棒がベランダ伝いに隣の部屋へ簡単に移り、ガラスをドライバーの様なもので破り簡単に侵入してきます。被害は3階が最も多く、高層階は屋上から簡単に侵入されやすいです。


ガラス破り対策

カギ付きクレセントにしたり、2重ロック、防犯ガラスや防犯フィルムにする方法が有効です。バールやハンマーなどで窓を叩き割ろうとしても、「防犯フィルム」によって強化された窓ガラスはヒビ割れが入る程度で、手が入るほどの穴をあけるにはかなりの時間を要します。



お問い合せは0120-503-119まで

鍵によってはピッキングで簡単に開錠されてしまいます 外出する時は玄関の鍵をかけておけば大丈夫、という風に考えている人が多いはずです。実際に鍵をかけておけば玄関を開けることが出来ませんので、誰かが勝手に家の中に入ることは出来ません。ですがピッキングといった特殊な方法を用いると、いとも簡単に開錠されて家の中に侵入されてしまいます。もちろん、全ての鍵がピッキングで簡単に開錠されるわけではありませんので、心配をする必要はありません。ピッキング対策された新しい鍵に交換すれば、そう簡単には開錠されませんので安全性は高まります。ピッキングに弱い鍵は、ディスクシリンダーと呼ばれているタイプです。このディスクシリンダーを使用している場合は、すぐに新しい鍵に交換する事をおすすめします。また玄関だけではなく、 勝手口などにも使われている事が多いので、注意が必要です。もし自分では鍵の種類が分からないという場合は、鍵屋に来てもらって確認してもらうと良いでしょう。交換の必要が有る場合は、安全性の高い鍵を紹介してくれるはずです。